俺は茜の手から勝手にペンを奪い、出来るだけ、きれいな字を心がけてさっき言ったことを書いてやった。



「・・・あ、ありがと・・・」



『ふ・・・ふんっ!!』



「え??ちょ・・・」



あ、俺、こんなヤツじゃ・・・



ん??


時間・・・っ



――キーンコーンカーンコーン