慧に送ってもらった次の日から私は秘密の朝練をすることにした。


先輩や慧のようなきれいなまぁるい音・・・と思って私は音楽室の扉を開けた。


――あれ??
私、鍵開けたっけ??



その時――

〜〜♪
〜♪

ん??

上の方からトランペットの音が聞こえてくる。


綺麗な音。。。


私もいつか・・・


気がついたら屋上の前に来てしまっていた。