それからしばらく喋らずにぼけーっとしていたら、私の家についた。



『家、ここ・・・』



「おっ、本当だ、表札に葉山ッテ書いてある!!」



なんか寂しいな



『ありがと、じゃあ・・・』




背中大きかったなぁ。



男の子ッテみんなあんなんなのだろうか。



その日は布団に入っても慧の顔が頭にちらついてしまってなかなか寝れなかった。