「最初に俺が吹いとかないとこのトランペットがバカになるだろ?(笑)」


『残念でしたー!
もう、私吹いたことあるもん♪』


ふふん!

どうだっ!!(笑)


「あぁ・・・このトランペット、可哀想に・・・」


なによ、もう!・・・ぷいっとそっぽを向いたときだった



――ふわっ


気づいたら私は慧の腕の中におさまっていた


「バカだけど茜は・・・かわいー」


『・・・っ///』


「顔、真っ赤だよ??」


耳元で慧が喋るから息がかかってくすぐったい