月明かりの下
私達は抱き合って眠っている。

今さっき一体となった2人。

下腹部に残る痛みが、私の体に先生を刻み込ませ、また1つ大人にしてくれた気がした。

先生は終わってからも、優しく私を気遣いそして抱きしめてくれていた。

今も片方の手を繋いだまま、先生が腕まくらをしてくれているの。


「後悔…してないか?」


耳元で囁いてくる先生。


「先生は、後悔してるの?」


私は悪戯に聞いてみる。


「バ――カ、する訳無いだろ」


「私も一緒だよ」


今の勝負、私の勝ち。



だって…



「早く、結婚したい」


って。
先生、それ本音だよね?!

「な…なんで?!」

そう聞いてみると

「毎日、エッチ出来るから」

だって。


先生のエロ教師!!!


私は先生の手を離して転がり、逆方向を向いた。

でも、そんな部分も含めて【大好き】なんだけどね。

もちろん、そんな事は教えてあげない。