「先生、すき…」


私が言い終わるのと同時に、先生の唇で言葉を強制終了させられた。

とろけそうになる様な熱いキスに、完全に先生に身を任せる私。


唇を離した先生は

「お前、エロすぎ」

って、先生の方がエロいもん。


「したくなっちゃうから、戻るわ。お前もすぐに戻りなさい」


先生、完全に教師って事忘れてない?!


私を1度抱きしめてから、先生は辺りを見回してから見つからない様に走り去って行った。

多分、10分くらいの出来事なのにすごい長い気がした。


頃合いを見計らって、私は部屋に戻った。

帰って来た私に、柚子は背中に付いた葉っぱを取ってくれて


「純那、何してたの~~?」


って、完全に勘違いしてませんか?!

一生懸命否定したけど、全然信じて貰えずあわあわしたまま布団に潜り込んだ。

布団の中で修学旅行お決まりの、トークタイム。


私達は、明け方近くまで語り合ったね。