キラリと携帯に付いているストラップが、私達を祝福してくれている感じがした。


これから何が有っても
先生に付いていきます。


目を閉じ、今日の出来事を思い出した。




―――運命―――




それは、本当に有るんだ。



この世に生をうけて



同じ場所に降り立ち



同じ時間を共有した。




そして、2人は出逢い



共感し、惹かれ合い



愛し合った。




この確率は、当たり前の様で



実はものすごい。




だからこそ、
この出逢いを大切にしなくちゃね。



私は決意を胸に、ゆっくりと目を開いた。