〜♪〜♪

「んん〜…」

何?アラームまだじゃない?

半目で時計を見ると、6時40分を指していた。

いつも起きる時間は、7時30分。かなりはやい…

だれぇ〜?折角いい気持ちで寝てたのに、6時40分に電話してくるなんて、非常識な人だなぁ〜…

あたしは重たい瞼を思いっきりパチパチして、見開いた。

携帯を開くと、『着信:奈葉』の文字。

奈葉かよ〜!!

あたしが眠さに負け、またウトウトし始めたとき、また着信が鳴った。

もうっ!!

ピッ

「何?奈葉…」

あたしはかなり低い声で、電話にでた。

『はぁ?!麻咲ちん何してんのー?!あんた、代表者じゃんかっ』


……は?

あたしは朝から頭が冴えず、しばらく考えた。

代表者?だいひょう…