「大丈夫大丈夫。奈葉はこんな奴だから」
「ま…麻咲、意外と適当なんだな…(笑)」
はは、と苦笑いする風瀬くんに、あたしも微妙に笑った。
そうこうしてるうちに先生が来て、HRが始まった。
あたしは窓側の席だから、窓から空を見上げてぼーっとしていた。
あ、そう言えば疾風くんと美代さん、元気でやってるかなぁ…
暫く連絡もしてないな。
結局疾風くんは、この学校から転任してったし。
「…ね…ぃり…」
…懐かしいなぁ。
けど、あんまり時間経ってないんだよね。
色々あったけど、やっぱり楽しかった…かも。
「りぃりぃってば!!」
「!!び、びっくりしたぁ…何」
はっと気づくと、奈葉があたしの顔の前で派手な顔をむっとさせていた。



