昨日のこともあり、俺は重いあしどりで学校についた。
「はぁ…李衣」
空を無意識に仰ぐ。
「はーやてっオハー♪」
「琥桃…」
「昨日の…考えこんでんの?」
「あたりめぇーだろ。あんなの聞いてだまってられっか」
「だよねー♪俺、颯と李衣ちゃんが歩いてるとこ見んのが、好きなんだ〜」
「んだそれ…」
「なんか、颯は優しそうな雰囲気醸し出してるし、李衣ちゃんはすっごく幸せそうだもん」
「幸せ…そう?」
俺が無理矢理付き合わせて…それでも?
勿論、SEXは了解をとった。
だけどたまに、流れに負けたのかもしれないとか思ってた。
いっつも自分勝手で…
最初は遊び同然で…
「ほんとに…幸せそうだよ。いつも、そう思ってた」
琥桃のその一言に、何か勇気を貰えた。



