心がぐちゃぐちゃで… あたしはどうすればいいのか… あたしはそのまま、フッと意識を手放した。 ――――――… 「り……りぃ…李衣!」 誰…? 重たい瞼を開けると、あたしの愛しい……… 人ではなかった。 「大丈夫か?麻咲」 疾風… 「すいません…田中先生」 「いや、いいんだ」 笑顔を向ける疾風に、“あたしを裏切ったくせに"…という憎悪が蘇る。 キッと睨むと、疾風は少し眉を下げ、困り顔になった。 「今更…今更なに?」 あたしは聞きたかったことを、率直に聞いた。