「恥ずかしい…恥ずかしい…」

呪文のように繰り返す李衣。

おいおい、なんか言い聞かせてないか?

「恥ずかしくねぇから」

俺の言葉にも、

「恥ずかしいのっ…」

この一点張り。

はぁ…俺は少し、ため息をついた。

頑固者めが。

胸は一旦諦めて、腹にキスを落とした。

背中が浮く李衣に、隠れて笑みを零す。

「あれ?ここ弱いの?」

脇腹を攻めてみる。

「ん…」

「ふっ…感度いいな」

俺は体を起こし、耳元に口を近付けた。

「失礼?」

「へ?」

「フーッ」

「ひぇぅおあっ!?!」

ははっ…やっぱり弱い。
してやったり。

俺は、驚いて胸の手を外した李衣の隙を狙い、手をおいた。

「あっ…はっやてぇ…」

ゆっくり揉んでみる。

すげぇ吸い付くんだけど。
マジ気持ちいい。