「颯〜あがったよ〜?」

んなっ!!いんじゃねぇかっ!

李衣の声を聞いた瞬間、上がる心拍数。

もう、我慢できねぇ。

「寝ちゃったのかな?」

寝てねぇよっ!俺は、李衣を後ろから抱きしめた。

「李衣…遅すぎ。つか、俺の体温が下がった」

今、李衣がどんな顔してんのかわかんねぇ。でも、耳が赤いから、恥ずかしがってんな。

「えぇ?颯?寝てないの?」

何言ってんだ?マジ、寝るわけねーよ。今から楽しいことすんのに。

「はぁ?なんで寝んの?つか、熱冷めちゃったし、李衣があっためてよ」

俺は、甘く囁く。

つか、わかれよ!!何間抜けな顔してんだよ!!
李衣には、ストレートが1番だな。

「李衣で、俺はあったまるんだよ」

ニヤリと笑いながら言った。

よし!ベッドだ。李衣を寝かせて、さぁ始めよう。