クイッと顔をあげた颯は、にっこり笑顔で、

「つけた♪」

舌をだして、お茶目感をだしていた。

「かっ隠すの大変じゃん!?」

「はぁ?元カレにもやられたことあんの?」

……ないっす。はい、ないです。

「いや、ないです」

「そ。大丈夫。ばんそーこはっとけ」

まーさーかーっ…そうくるわけ?

「まぁ気にすんな。続きつづき…」

「んぅっ…」

キス。

「やっ…はぁっ」

キス。

「む…ふぅ…」

キィースゥー!!!!

颯は、もれたものを器用に拭い、ブラをおもいっきり外した。

あたしは瞬時に手で隠す。

「なんで隠すわけ?」

ムスッとした颯の顔に、少し罪悪感。

だって…