すると、麻咲李衣…めんどくせぇ…李衣が大声をだし、怒鳴った。

「なんでいきなりキスされて、見ず知らずの人の彼女になんないといけないわけ?!」

なんでキレてんの?

普通喜ぶんじゃね??

でも、姉貴にしか怒鳴られたことがない俺は、無性にワクワクした。

そして俺は、口元を少しあげて、自信満々にこう言った。

「俺が言ったことは絶対。結局はそうなる。必然だかんな」

だけど…

「あたし彼氏いるから」

はい?ありえねぇ展開だ…まさかの彼氏持ち??

いや、俺は諦めない…