「うん・・・・・」

あんな大勢の前であたしは泣いたんだ・・・・
明日からどうなるんだろう・・・


「まだ涼のこと思ってたんだ・・・・」
「え?」

・・・涼を知ってるの?

「まあ 俺のこと覚えてるわけねーよな・・・」

「はぁ??」
どーいうこと!?

「俺は涼の親友だった んでお前にも会っている
涼が死んだときもお前は俺の腕の中で泣いた」

え??じゃあ覚えてるはずだけど・・・・・
記憶の中にこんな奴・・・・
「あ  もしかして裕也?」
「もしかしなくても裕也だ」
「だって!苗字が・・」
「母親が再婚したんだ」

まじで??

そう こいつは涼の親友神野・・・・もとい上井裕也だ
きづかなかったのは 当時こいつは眼鏡にボサボサヘアのださ男だったから

「・・・・なんで?」
「・・・・・涼と付き合ってたときからお前が好きだった 涼が死んで、泣いたお前をみて
俺じゃだめなんだって 思った・・・でも諦めきれなかった


  

    俺・・・お前が好きだ」