君は大人になる 君が大嫌いな あの錆びた音も 土を蹴って空を飛んだときの あの喜びも きっと 忘れてしまうのだろう けれど 君が大人になる 自分で空を飛べるようになる いつか必ず来る その時までは 私に ブランコを押させてくれないか 私は後ろで支えている 君が 自分の足で大空を翔るときまで ずっと ずっと 傍で 見守っている