でも所詮、チビなあたしと背の高い弥生…。 すぐに追いつかれる。 足が短いって不便だ。 「そんな怒んなよ、夕紀。」 弥生に話しかけられて、振り返った。 これがあたしの悪い癖。 弥生に名前を呼ばれると弱い。 あっ…別に好きとかじゃないからっ!!/// 弥生の低音ボイス…落ち着く。 「家まで送る。」 「別にいいわよ。あとちょっとだから。」