次の休み時間。 あたしは机にうなだれた。 「生きてるか?」 と、弥生があたしの髪をいじる。 「生きてるわよ。さっきの授業、わからなかったから考えたら疲れた。」 花音に怒られて、授業を真面目に受けたらさっぱりだ。 わけがわからない。 「…じゃあ教えてやるよ。」 「えっ…今?」 今は無理だよー…。