「マリー様?
どうしました?
そのカエル?」

「事情は後よ。
カエルとエンゼを温めて
上げてほしいの。」

「分かりました!!」

俺とエンゼは、
温いお湯に浸かって、
体が温まった。

「ありがとうございます。」

「いいえ。カエルさん。」

「あの・・。
私の名前はバンと言います。」

「バン。
私はマリーと言います。
この少年は、
ポンと言って私の世話を
してくれています。」

「ポンと言います。
私もあなた達と同じで、
ヨーセーによって
毒を飲まされたのです。
私はあなた達とは違って、
動物には変身しなかったが、
少年になってしまったのです。」

マリー以外は、
ヨーセーのせいで、
何らかに変身してしまった
みたいだ。