そんなの……ヒドすぎるよ。


どうして、そんなに忍を傷付けたいのよ……。




「どうせ俺はヒドいとか思ってんだろ?」


梅村君は低い声でそう呟いた。




「だって、人を傷付けるなんてサイテーだもん。なんでそんなことするのよ。忍のこと傷付けないでよ!!忍は私の彼氏だよ?彼女として、そんなこと私が許さない!!」