彼との会話は新鮮だった。 「そういえばアオイはここの学生?」 聞いていなかったけど、それも彼に聞きたい事の一つだ。 「いいや。違う」 じゃあ何故ここに居るの? 太陽の光を浴びてはいけない人が何故こんな場所に? 私意外に学生でもない人が居るなんて聞いた事もない。 「あなたは誰?」 「………僕は」