「何それー。大げさ♪」 絵理ははじけたような笑顔であたしの肩をポンと叩いた。 あ、因みに絵理はあたしの友達。 麻理ほどは仲良くはないんだけど…、 二番目ぐらいに仲良しなんだ。 クラス替えした時に、たまたま隣で…。 廉の話で盛り上がって、仲良くなったの。 『で、どうしたの??』 あたしが聞いた途端、絵理がにまーっと笑顔になった。 あ、絵理がしたい話わかった!! 絵理がこの顔をするときはー、 『廉の話でしょ!!』