『お久しぶり♪』 あたしは背後から廉の肩を軽く叩きながら、声をかけた。 ここ一週間、ずーーっと屋上をチェックしていたあたし。 廉に会いたくって、 休み時間になるたび屋上に上がって、 廉がいなかったら教室に戻る、 ってのを繰り返してたんだ。 で、全然会えなかったんだけど…、 今やっと感動の再会を果たしたってわけ。 「おぅ、久しぶり。」 うっすらと笑顔を見せながら、廉はこちらを向く。 やばい/// 一週間ぶりの生東条廉だぁ~。