そうだね。


あたしたちは生まれる前から、


出逢う運命だったんだ。



『ねぇ、廉。』

「ん??」

『これからも、2人で歩いていこうね。』


廉は少し驚いた顔をした。


けれど、すぐいつもの笑顔になって-―、