「鈴ちゃんって、廉と本当に付き合ってんの??」


きたーー!!!


あたしの予想ストライク!!


『そうだけど…。』


とりあえず、曖昧な笑顔を返しとく。


その浅野目さんをきっかけに、女の子たちが集まってきた。


「本当なんだぁ~。あっ、今日って廉来るのー!?」

『えと、遅刻してくると思うよ??』


そう!!


今日、廉はお仕事のため遅刻。


廉が来てくれたら、そんな風にあたしだけ囲まれることもないのにっ。