『だ、だって意味わかんないんだもん!!』 「……。」 『時々見せる笑顔とか、そっけない優しさとか、いつもあたしをドキドキさせて…!!』 そう、あの時は廉の一つ一つの行動に一喜一憂して、 廉があたしの目の前にいることが何よりも嬉しくって。 『いつの間にか、どんどんどんどん惹かれていって。』 昔から好きだったけど、その何倍も廉のことを好きになった。 あたしは廉の人間性に惹かれたの。