「行かなかったな......」
あの部屋に行きたい気持ちは
そこそこあった。
「いけないよ....」
「里子....気を落とすな....」
海斗......
いつもあたしの傍にいてくれる。
ねえ、葉月。
あなたは、あたしをどう思ってた?
「海斗......
ねぇ、あたしに幸せを頂戴
あたしを.......」
海斗はいつまでも優しかった
その夜、あたしは家にかえらなかった
あの部屋に行きたい気持ちは
そこそこあった。
「いけないよ....」
「里子....気を落とすな....」
海斗......
いつもあたしの傍にいてくれる。
ねえ、葉月。
あなたは、あたしをどう思ってた?
「海斗......
ねぇ、あたしに幸せを頂戴
あたしを.......」
海斗はいつまでも優しかった
その夜、あたしは家にかえらなかった


![じいちゃんの柿の木 [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre3.png)