とりあえず渡辺くんをベッドにおろす
『ふぅっ…』
体力使ったな…
汗だくの渡辺くんに軽い布団を掛けて部屋を出る。
玄関に置きっぱなしにしちゃってたスーパーの袋をとって最初のソファーと布団だけのある部屋の隅のキッチンへ。
ここが一応リビングみたい
『勝手にお借りしま〜す』
引き出しを開けまくって鍋やおたまを探しだす
『…よし、ある!』
物凄くピカピカの食器も出してとりあえず卵粥を作ります!
持ってきたエプロンをつけて最新設備のキッチンでお料理。
緊張するなぁ…忘れてたけど好きな人の家だし。
ぐっと袖を捲って気合いを入れる
『行きます!』
キラッと光る包丁を持って葱を取り出す。
美味しくて健康に良いもの作っちゃうよ!!

