『失礼しますよ〜!!』

渡辺くんの腕を肩に回して引き摺るようにお家にIN!!

『おもっ…;;』

靴を雑に脱ぎ捨てずりずりと渡辺くんを連れて中へ


『殺風景だな…』

左右に扉があるがスルーして廊下を少し歩いたら一つの大きな扉にたどり着いた

『ふんっ』

ぐっ と力を入れて開けるとソファーと布団がドンッとある部屋


『生活感ない…モデルルーム?』

とりあえず渡辺くんを寝かせないと!

『渡辺くん渡辺くん!!ベッドどこ?』

肩を揺らして聞くとうっすら目を開けて奥を指差した。
ふんっとまた力を入れて渡辺くんを引っ張り奥に行く


『あ、ここか…』

視覚になって見えなかった扉を開けると広い部屋にベッドがドン!


『…本当に住んでるの?』