すると、大きな家に車をとめた。





「着いたぞっ!!」


「え...??ここ家なの??」



「うん...そだよ」

「おっきくない!?」

「てか俺...父親社長だったから...」


「すごいね...」


あたしが口をポカンと開けたまま、家を見てた。



「おいっ!行くぞ!!」

「は~い!!」


賢治は家に連れて行ってくれて、なんかすごく家が広くてキレイだった。お城に来たみたいで、半端なくステキ。やっぱ社長の息子って感じがするよ...。




「すごいね...」
あたしはボーっと見渡してきると、

「美月...ソファ座っててよ」

「あっ...おじゃまします...」