無気力少女

「何回こいつ(田中さん)とさせれば



ケイはしてくれるのかな?」



ひきった笑みで言うと



恥ずかしそうに



ケイはそいつで顔を隠す。



「恥ずか………しい」



「ここ、俺の部屋。



父さんは仕事。



母さんは買い物。



必然的にこの部屋にもこの家にも



俺たちしかいない」



「でも恥ずかしいもん」



「ケイ~~~~」