無気力少女

「もしもしと「あら、雅彦」



チーン。



「母さん……………」



「事情なら聞いてるわよ。



大丈夫。



部屋中の掃除だけにしてあげるから」



てへっと年齢考えないで使う俺の母親(42)



ある意味恐ろしいよ。



「で、圭ちゃんの様子はどう?



密室だからって



襲ってはないだろうね」



「いいっえ。



とんでもございません」



「あら、残念。



お母さん、女の子が早くみたいなぁ」



「あそう」



って息子に犯罪を勧めるな。



そんなことする親がどこにいるんだよ。



…………ここにいるね。



隣の家の一階にある電話機の前に。