(初カレは隣にいるんですけど~!!)


輝と付き合っている事を知らないまどかは、1人で盛り上がって話を進めている。


輝は、ずっと怖い顔で私を見ている。


怒りMAXの輝と上機嫌のまどかに挟まれている私は、冷や汗をかいていた。


「お嬢様、用事を思い出しましたので失礼します。」


輝は、そう言うと教室から出てしまった。