「ふ~。」


俺は教室を出てから屋上で寝ていた。


「輝~~~!!」


俺は五月蠅いのが来たと思いながら体を起こした。


「何かようですか?礼二。」


「あのさ~、輝と姫香ちゃんって付き合ってるの?」


「はい?」


「この前屋上で姫香ちゃんを壁に押しつけてた所見ちゃったんだよね~。」


礼二はそう言ってニカッと笑った。