私は、輝に自分の気持ちを言うために輝の部屋の前まで来ていた。


(輝、ヤッパリ怒っているかな…)


そんな不安な気持ちが有りながらも私はゆっくりドアを開けた。


「輝?」


ベットで寝息をたてて寝ている輝を見つけ私は、ベットの横に座った。


輝の顔を見てると何故か輝に触れたくなった。


私は我慢出来ず、輝の髪に触れた。


(すごくサラサラ。)


渡しが頭を撫でていると、輝の顔がほんの少し笑った。