「くくっ・・・それは楽しみだな。・・・そうなるほど、できるヤツになってくれるんなら、そのときにはおまえの望みどおりのことをやってやるさ。
じゃ、今日はこれでな。
よく休んで、明日な・・・。遅刻すんな。」
いつのまにか、ひかるの涙は止まっていました。
すごく、悔しい思いと怒りの感情が高まっていました。
それは千裕に対して怒りというよりは、知恵も力もない自分に対してのものでした。
貧しいから力がない、何もできないと思っていた自分が情けなく思えました。
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