ゆっくりと立ち上がると、次は沙木倉くんに拳を向けた。 鈍い音と共に、口元から血が滲む。 お互いにらみ合って、まだ収まらない様子。 「もう止めてよ! 」 見てられなくて間に割り込むと、2人を交互に見上げた。 「じゃあ、どっちか選んでよ 」 浅香くんが痛々しい顔をしながら呟いた。 「あぁ、そしたら止めてやるよ 」 奏祐くんも真剣な顔つきで私を見る。 選んでって…… 浅香直斗を選ぶ→《50へ》 沙木倉奏祐を選ぶ→《55へ》