ゆっくりバイクに歩み寄ると、ヘルメットを付けた。 なんか、緊張する。 「乗りなよ 」 彼もヘルメットを被ると、バイクにまたがりエンジンをかける。 「私、バイクなんて乗った事ないよ…… 」 そう不安に呟くと、スカートを気にしながら後ろにまたがって座る。 「しっかり俺に掴まってれば大丈夫 」 言われるままに、ギュッと腰に手を回す。 タイヤを走らせると、たくさんの生徒が道を開けて花道が出来上がり、私たちはその中を一気に突っ走った。 《27へ》