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ぺこり と頭を下げた。
光の反射で飴色に輝く緩なウエーヴ、誰をも魅力するその笑顔。昔から変わらない
「あまかわ るなんです。よろしくお願いします」

それを見届け、担任は口を開いた。

「そうだな、君の席は___」

遮るように「黒井君、彼の隣が好い」と言った。

黒井、つまり黒井空
俺のコト

「知り合いなのか?」

その問い掛けに、にっこり微笑み


「はい。まだ分からないコトが多いので知っている彼の隣だと嬉しいんですけど」