涙で滲む視界の先、さっきの淡い光とは比べものにならないくらいの眩しい光が見えた。 「……??」 疲れた体に喝を入れて、光に向かってゆっくり歩く。 そこには誰かがいて……、だけど明るすぎる光のせいで顔が見えない。 表情も見えない。 顔の見えないその人は無言であたしに手を差し出した。 「えっ?」 不思議に思ってその人を見上げると……、 「おいで?きみは1人じゃないよ」 「っ!」 なんで……なんであたしが言ってほしい事を、この人は知ってるんだろ?