キミが好き。




…キモいって…自分からくっついてきたくせに?



「…れっ……ぁあ!」



亜梨子はデカイ声をあげて座席から立ち上がった



それとほぼ同時に



─終点〜〇〇〜



というアナウンスが聞こえてきた



終点?



「まさか…?」



寝過ごした?