「熱があるからって玲音が連れて来たの」 「……へっ?」 玲音が? 「っ…どう…して…?」 「村上さん仕事だし 1人で家に帰らせるわけにはいかないでしょ? だから…ね、 いま飲み物持ってきてあげるから 待っててね」 ─バタンッ ひなちゃんは飲み物を取りに部屋から出ていった