「レオ……」


家に着いてからもレオはうなされたままだった。


「ク……レ…ちゃん。」


レオが言った言葉に驚いた。


(クレちゃん?私の事?)


その呼び方は、何故かとても懐かしかった。


でもレオに初めて会ったのは最近だしレオは私の名前を呼んだ事がない。


「レオ、あなたは一体何者なの?」


私は、レオをジッと見ていた。