「レオ!待ってよレオ!」


私がそう言うとレオはピタッと止まった。


「俺は何で小さいんだ……何で記憶がねえんだよ!…っ!」


レオは泣きそうな顔をしたかと思うと頭を抱えた。


「レオ?」


「っくしょう……頭いてえ。」

〈トサッ…〉


「レオ!!」


レオはその場所で倒れてしまい私は急いで家に連れて帰った。