「も~うどうすれば良いのよ~。」


私は探し疲れその場にすわった。


「クレアー!レオ君見つかったよ!」


遠くからリッツの声が聞こえて立ち上がるとリッツはピョンピョンと跳ねながらこっちに向かってきた。


「リッツ!レオが見つかったって本当?」


「うん!桜の木にビンごと引っ掛かっているんだ。」


「わかったわ。すぐ行く!」


「俺は、燕達を探してくるから先に行くね!」


リッツは、そう言うとピョンピョンと跳ねながら行ってしまった。