「笑い事じゃないわよ!」


「ごめん…」


私がピシャリと怒るとリッツはシッポを下げてショボンとなった。


「とりあえず、もしピクシーを見つけたら悪戯を止めてね。」

私はそう言うと、森の奥へと進んだ。


ピクシーの事だからビンごと湖に流すんじゃないかと考えた私は湖に向かった。


「ケルピー。」


私がそう言うとケルピーは、湖から上がって来て人間の姿になった。