ピクシーという妖精にビンに入れられてから俺はずっと暴れていた。


「出せよ~!」


『チビ、お前は何なんだ光を放ってないから妖精ではないだろう?』


俺と変わらない大きさのピクシーにチビ扱いされて俺は頭にきた。


「そんなのこっちが知りてえよ!てかチビって言うな!」


『こいつ五月蝿いね~。木に掛けちゃわない?』


『ああ、それ良いかも!』


ピクシー達はそう言ってニヤニヤと俺の方を見てきた。


そして、ビンを持ち桜の木に引っかけたのだ。