陸が、近づいて来るあたしに気付いた。
「お前…来んなって…マジで杏のこと壊すから……」
お湯の中で、陸の手を握り、指を絡める。
「……壊していいよ？」
小さな声で呟いた。
パッと俯いていた顔を上げるが、その表情は心底驚いている。
「さっきの杏のせいだとか…冗談だぞ？責任とれとかも嘘だぞ？」
「わかってるよ」
ニコッと微笑んだ。
「別に責任とか感じて、こんなこと言ってるわけじゃないよ」
ただ……陸に触れてほしくなったの。
さっきくっついた時だって、恥ずかしかったけど…全然イヤじゃなかった。
あたし……本当に陸のエロウイルスに感染しちゃったよ。
前までは、こんな風に思わなかったのにね？
「お前…来んなって…マジで杏のこと壊すから……」
お湯の中で、陸の手を握り、指を絡める。
「……壊していいよ？」
小さな声で呟いた。
パッと俯いていた顔を上げるが、その表情は心底驚いている。
「さっきの杏のせいだとか…冗談だぞ？責任とれとかも嘘だぞ？」
「わかってるよ」
ニコッと微笑んだ。
「別に責任とか感じて、こんなこと言ってるわけじゃないよ」
ただ……陸に触れてほしくなったの。
さっきくっついた時だって、恥ずかしかったけど…全然イヤじゃなかった。
あたし……本当に陸のエロウイルスに感染しちゃったよ。
前までは、こんな風に思わなかったのにね？
