食べられる!!と思ったのだけど…
「先に上がれ」
と言って回していた手を離し、あたしから離れる。
「理性戻ったら、部屋行くから」
「えっ?」
「今…ちょっとヤバイんだよ。杏に触れたらめちゃくちゃにする。だから先に上がれ」
濡れた前髪をかきあげ、顔を手の平で覆った。
ハァハァ……と呼吸が乱れてきている。
僅かに見える顔は、苦しげに見えた。
ホントに媚薬だったんだ……。
あたし半分冗談だと思ってた…。
せいぜい栄養剤くらいだと…
「陸…?大丈夫……?」
「大丈夫じゃねぇから、杏から離れてるんだけど。」
「ですよね………」
ゆっくりと陸に近づいていく。
「先に上がれ」
と言って回していた手を離し、あたしから離れる。
「理性戻ったら、部屋行くから」
「えっ?」
「今…ちょっとヤバイんだよ。杏に触れたらめちゃくちゃにする。だから先に上がれ」
濡れた前髪をかきあげ、顔を手の平で覆った。
ハァハァ……と呼吸が乱れてきている。
僅かに見える顔は、苦しげに見えた。
ホントに媚薬だったんだ……。
あたし半分冗談だと思ってた…。
せいぜい栄養剤くらいだと…
「陸…?大丈夫……?」
「大丈夫じゃねぇから、杏から離れてるんだけど。」
「ですよね………」
ゆっくりと陸に近づいていく。


